不愉快な仲間たちPOG2022-23

いつもお世話になっております。

様々なコンテンツに頭や足先突っ込んだりしている、りくそうと申します。

 

昨年から参加させてもらっている、「不愉快な仲間たちPOG

こちらの2022-23のドラフト会議が終了したので、今後のためにも

記録として残しておきたいなぁと筆を執った次第でございます。

ブログやらの書き物の経験がほぼないので、

殆どメモ書きの様なものだと思ってください。

 

  • 昨季の振り返り(2021-22シーズン)

不愉快な仲間たちPOG2021-22の指名馬一覧

9頭デビューの勝ち上がり4頭、2勝以上はローシャムパークのみ。

勿論重賞未出走。OP戦すら出れていない。指名馬全体で初勝利は2月。

なんと総合獲得点は5,560pt!トップと34,000ptほどの開きがありました。まるで2017年の千葉ロッテの様……まあ勝てない。

(色んな意味で)衝撃デビューを飾った昨年のPOG

分からないなりに雑誌系媒体を中心に評判馬で固めた布陣となっていました。

所謂良血とされる馬を上位で獲ってはいましたが結果はご覧の通り。

…脚元の不安は織り込み済みとは言え、まさかドラ1が遅れに遅れて

ダービー前日にデビューとは想像だにしていませんでしたね……

まあそれでも未勝利戦を初出走でふらふらしながら能力だけで差し切った

あたり矢作先生の意地とディーンズリスターの素質を感じました。

間に合うかは分かりませんが(昨年の様な皐月賞馬、ダービー馬のいない)菊花賞に出てきて欲しい1頭です。

 

昨シーズンはトップがあわや40,000ptという大差勝ちでSecretariatの勝った1973年ベルモントSの様だとの講評。(2着馬に31馬身差)

参加者7人中6人がnet.keibaのPOG平均点以下という惨敗っぷり。さすがに今年はそうはならんやろ~(🚩)

 

 

  • 今季のドラフトに於ける作戦について

昨季での惨敗を踏まえ、今季はどうすべきかと作戦を練り、編み出したのが、

作戦名広尾作戦

広尾とは一口クラブで昨今活躍目覚ましい広尾サラブレッド倶楽部を指します。

このクラブの特徴の一つとして矢作厩舎ごり押しは有名なところ。

では今季はこれに乗っかってみようということで、各媒体を駆使し矢作厩舎のローラーで戦おうと方針を決めたわけです。

あとはクラシック勝てなかったとはいえ、矢作厩舎の現3歳世代の賞金上位10頭を合計すれば2億円に届いているので、矢作厩舎から10頭獲れば幾らか掠って昨年よりは間違いなく稼げるのではないかと考えたのもあります。厩舎が昨年不調なだけの可能性も捨てきれないですしね。なんたって世界の矢作だぞ。

矢作先生には東サラで出資しているA.P.Dream20も預かってもらっているので、ここでずぶずぶの関係を築きたいところです。

 

 

  • 今季の指名について(2022-23シーズン)

前置きが長くなりましたが、今シーズンの指名馬10頭とその理由を記そうと思います。

今回の指名ルールは

1巡目:前年成績上位者からの逆ウェーバー

2巡目:牡馬1位(以降指名が競合した場合抽選あり)

3巡目:牝馬1位

4巡目:新種牡馬

5-10巡目:自由指名枠

不愉快な仲間たちPOG2022-23の指名馬一覧

俺はやると言ったらやる男だ!

というわけで作戦通りの矢作厩舎(予定)の10頭を指名しました。4巡目辺りを獲ってる時に今回の作戦をオープンにしたところ、それまでの指名傾向から薄々勘付かれていた模様……10頭獲り切った時には本当にやりやがったの声を頂戴しました。

 

・1巡目指名 セリエンホルデの20 (父ロードカナロア)

セリエンホルデの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com

多分今回のドラフトで1番獲りたかった馬です。逆ウェーバーなので指名が1番最後となり半ば諦めていたのですが、運よく残っていました。指名した瞬間前年覇者より呻き声が聞こえてきたので、もう十分な指名価値が得られたなと思っています。

冗談はさておき、セリエンホルデの20。

半兄は2021年NHKマイルC覇者で安田記念3着、マイルCS2着のシュネルマイスター。

父がKingmanからロードカナロアに変わってもスピードは十分、そしてドイツ牝系の底力に期待しています。マイルが主戦場になるのは勿論、母系にSadler's Wellsが入るカナロア産駒は距離融通が比較的利くことから3歳春なら距離ごまかして皐月賞あったりしないかなぁなんて夢想しましたが、ドラフト参加者からはマイラーだろと一蹴。いいもんじゃあNHKマイルこの子で獲るもん!

 

・2巡目 牡馬1位 ロードクロサイトの20 (父ハーツクライ)

インタクト | 競走馬データ - netkeiba.com

昨年のリベンジです。3冠馬コントレイルの半弟であり、昨年同じく2巡目に指名して未勝利馬サンセットクラウドの半弟です。

ディープインパクトに合う繁殖牝馬ハーツクライにも合うとはこの1年でよく聞きました。本馬もそのパターンです。

ハーツクライと母父Unbridled's Songの組み合わせはスワーヴリチャードが出ており、既に実績のある配合でもあります。そして早期にハーツ産駒を走らせるためのStorm Catで早熟性も確保しています。

とにかく1勝を挙げてくれれば昨年の悔しさも晴れるので頑張ってほしいところです。

 

・3巡目 牝馬1位 サンブルエミューズの20 (父キタサンブラック)

ラヴェル | 競走馬データ - netkeiba.com

22年チューリップ賞勝ち馬ナミュールの半妹です。お姉ちゃんの新馬戦3着だった馬は今何してますか?

キタサンブラックはノーザンF生産馬が中心ということで本馬を。まだ大きいタイトルこそはギリギリ手が届いていないものの、クラシック戦線を賑わせていることで期待しています。

サンデーサイレンスの3×3で結構きつめだなぁとは思うものの、スピードが不足しがちと思われるキタサンブラックにHaloの多重クロスの様に軽さやスピードに振れてくれればいいなと考えています。もう既に入厩しているらしいので早期デビューが叶いそうなのも嬉しい点。ラヴェルって名前もキュートでよき。

 

・4巡目 新種牡馬枠 アイリッシュシーの20 (父リアルスティール)

レッドダンルース | 競走馬データ - netkeiba.com

今回の反省点。どう配合見てもサンタフェチーフの20(フェイト)の方が良いと認めながらも消極的にこちらをチョイス。

いやね、藤田オーナーは悪くないんすよ、1年目で重賞勝ってるしバックに優秀なブレーン付いてるんだろうなと思いますよ。ただ"アレ"だけが最近の競馬人口拡大に寄与しているかの様な風潮に、Winning Postからこちらに転がり落ちてきた身としては、いないものの様に思われるのが不服でしてね、はい……そりゃあ数は少ないでしょうけど……

来年からは機会があれば歩み寄る努力をしようとは思ってます、はい。

本馬は我らが東サラの所属で、名はレッドダンルース。祖母が短距離G3を3勝、近親に英G1馬や豪G1馬がおり、母系としては優秀。リアルスティールを中距離馬と捉えるなら中距離の父×短距離の母のバランス。リアルスティール自身ディープ×Storm Catでスピードに振れていると思ったので母父にGalileoで欧州的パワーを足すイメージ。またNureyev≒Sadler's Wellsが入っている点も好材料。1つでも勝ってくれたらまったく的外れでもなかったと思えるので頑張って欲しいです。

 

・5巡目 自由指名枠 チャームドヴェールの20 (父モーリス)

サトノアルペジオ | 競走馬データ - netkeiba.com

里見オーナーの馬でサトノアルペジオの名前も決まっています。個人オーナーで情報が少ないのは難点ですが、それは1,2位指名もそうなので諦め。でもさすがに掲示板の投稿0だと少しばかり不安にもなる…大丈夫だよね?デビュー出来るよね?

一応矢作厩舎の予定ではあるもののもし代わってしまったら作戦が瓦解してしまうのでどうかこのままで……

モーリスはPOGに向かない種牡馬とは言われているものの、指名したくなった1頭。

順位はもっと下でもよかった感はあります。

サンデーの4×3のクロスを持ち、3代母は超のつく名繁殖Wind in Her Hair。ノーザンF生産馬でもあるので早仕上がりにも期待が出来ます。

 

・6巡目 自由指名枠 パンデリングの20 (父ドレフォン)

コンティノアール | 競走馬データ - netkeiba.com

ジオグリフ、デシエルトが出てるドレカメサンデーで2匹目のどじょうを狙いました。キンカメ×サンデーの繁殖牝馬の質の高さを実感したともいえるのかなと…

祖母がフサイチパンドラで女傑アーモンドアイの甥にあたります。

怪我で秋頃デビューまで後ろ倒しになったことが懸念点。この馬もこの順位である必要はなかった感はあれど、ライオンレースに矢作厩舎で昨年の鳴尾記念を逃げ切ったユニコーンライオンの様に実績挙げてくれれば嬉しいですね。

因みに昨年の鳴尾記念ユニコーンライオンに馬券を派手に負かされましたが、宝塚記念では貢献してくれたので和解しています。

 

・7巡目 自由指名枠 レリカリオの20 (父キズナ)

フルール | 競走馬データ - netkeiba.com

これを5位にすべきだと思っていた馬ですね、上の方で確保したいと思ってた馬をここで獲る、ドラフト当日のテンションは分からないものだ……これも前年覇者より呻き声を頂戴しました。

ノースヒルズ生産のキズナ産駒は繁殖の質が高い、これに尽きますね。サンブルエミューズの20が牝馬1位で獲れなかったら本馬で牝馬路線を勝負すると考えていました。

マルターズディオサがミスプロの血(Gone West)を持っていて、本馬も同じくミスプロは持っているもののFappianoだからさすがにこじつけがすぎるなぁと思っていて、ドラフト当日指名してから指摘されたのが、よく見るとこの馬、配合がコントレイルと結構同血でこれに気付かないとは我が目は節穴だったなぁと思い知らされた1頭です。

これはノースヒルズも狙い澄ました配合ではないかと思うのでかなり期待している1頭です。あと名前がフルールで可愛いのも良いですね。

 

・8巡目 自由指名枠 マルセリーナの20 (父ロードカナロア)

マルセリーナの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com

ここまで残っているとは思わなかったので嬉しかったです。何でひやひやする順位まで指名しなかったのか……

母のマルセリーナは現役時代に桜花賞を制覇、繁殖入り後もラストドラフト(父ノヴェリスト)やヒートオンビート(父キングカメハメハ)など中距離で実績のある馬を出しています。父がカナロアに代わり、マイラー×マイラーの組み合わせで、本馬もマイル路線での活躍を期待しています。またカナロア×サンデーで母系にSex Appealが入るのもアーモンドアイと共通しているのでスピードに期待が持てます。

 

・9巡目 自由指名枠 リトルブックの20 (父ハーツクライ)

リトルブックの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com

名繁殖Cal Norma's Ladyの牝系で、近親にドナブリーニが、半兄にダービー馬ロジャーバローズがいます。本馬の上は連続でディープインパクトを付けていたが、ここでハーツクライに代わっていて、ディープが亡くなったからハーツに集まった繫殖の様な気もします。

Buper Dance×Lyphard's Specialの全きょうだいクロスを持ち、名牝My Bupersが増幅されている。またDanzigも入っているので、早期の活躍も期待が出来るのでは、と考えています。

 

・10巡目 自由指名枠 Folkloreの20 (父Arrogate)

Folkloreの2020 | 競走馬データ - netkeiba.com

最後なのでロマンで行こうというのと今季はロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービーが加算対象になるということでArrogate産駒を指名。今年ケンタッキーへ挑んだクラウンプライドの様にサウジかドバイからアメリカ行って欲しいなと。

本馬にはFappianoミスプロ系クロスがあり、In RealityのクロスでWar Relic的パワーの増幅も期待出来ることからケンタッキー目指して欲しい1頭です。またこれを後押しするのが22年ケンタッキーオークスを制したSecret Oathが本馬と似た配合をしているという点です。ただArrogate産駒にありがちな脚元の不安がドラフトの直前あたりで出た様でちょっとばかし暗雲が漂っています。Arrogateの仔もでかくなりやすいからなぁ……

 

Folkloreの20がダメだった時の候補としてはYoshidaの全弟のヒルダズパッションの20(父ハーツクライ)を指名しようと画策してました。こちらは早熟性の血が分からなかったので力はありそうだけど、クラシック(POG期間)にはどうかなぁということで評価下げていました。

 

以上の10頭が今季の我が軍団として頑張ってもらう馬たちです。

 

  • 指名を終えて

ディープが今年は6頭でほぼいないものとして考えるとやはりハーツかカナロアになるのかなといった印象を受けました。ディープ向けの繁殖がハーツに集まってるのも大きいとは思いますが。一発ホームランと言われるエピファネイアも今年の矢作厩舎予定の中にはあまりピンと来る馬はおらず、何ならサンデーのクロスはあっても相性の悪い血も同時に入ってる形で指名に踏み切るほどではなかったです。ダイワメジャーも然り。

今回は厩舎ローラーで挑んだので、ハービンジャーとかドゥラメンテとかはあまり縁がなかったですが、来年の作戦次第ではモーリスoutのビンジャーorドゥラinな感じになるだろうなとは思います。キタサンブラックは昨年に引き続き良いのがいるなと指名しましたが、今年の新種牡馬の来年は如何でしょうね、リアステかサトイモはあるかもしれません。

 

今回の指名を終えて、まだまだ競馬素人なんで血統の知識を更に入れなければなぁと思った次第です。来年は歩み寄りと更なる血統知識の注入がテーマですね。

競馬仲間の中には自身の出資馬を指名している人がいましたが、自分は出来なかったですね。最近ノルマンディーで1頭増えて、計6頭出資していますが、矢作厩舎なのがA.P.Dream20だけですし、彼もまだ着地検疫中で7月にならないと出て来れないので…まぁ早い時期にダートの番組は少ないのでいいっちゃいいのかもしれませんが…

あとは命名馬のウインアイオライトは自慢目的で入れてもいいのかと一瞬思いもしましたが、指名したから走らなかったみたいな感じになるのも嫌なので自重しました。それでもうちの娘は勝ち上がれるはずと信じてはいます。

 

卒論の半分ほどとは言え学生時代振りにこんなに文字を打ちましたが、ブログを立ち上げてしまったからには、また何か書かねばなぁと思っています。出資馬の状況なんかで1本書ければいいですね。北海道に様子も見に行きたいし、それもネタになりましょう。

趣味も別に競馬だけではないし、それ用のブログとしていないので、オールラウンダーな雑記にしていこうと思います。

 

それでは。