2020年産駒出資馬について
お世話になっております。
好きな馬はグッドルッキンな見た目と、最初に触ったウイポで種付け時にめっちゃお世話になったルーラーシップ、りくそうです。
世間では新馬戦が始まったそうですね。私の指名馬の新馬戦予定は7月からなのでPOG的には虚無の1カ月を過ごしています。スロースターターなのはいつものことなので、今回は年内に初勝利を挙げてもらいたいところです。
さて、各クラブで21年産駒の募集が開始され始めました。所属している東京サラブレッドクラブ、ウインレーシングクラブでも募集ラインナップが出てきて一口馬主2年目の一般枠としての戦いが始まります。(優先枠の使い方がまだよく分かっていません)
そこで20年産駒の世代が確定したので紹介がてらの記事をと筆を執りました。
所属しているクラブはウインレーシングクラブ、ノルマンディーオーナーズクラブ、東京サラブレッドクラブです。1年目で3つも入るとか考えなしか?
- ウインレーシングクラブ
現状メインとしているクラブ、一口馬主としてスタートしたクラブでもあります。独特なラインナップに一発を秘めたクラブだなと思っています。クラブ代表の各馬紹介のコメントが中々面白いので是非。
・ウインアイオライト (父スクリーンヒーロー) 美浦:手塚貴久厩舎
命名馬のウインアイオライト。まさか初年度から名付け親になれるとは思ってませんでしたが、由来や語感の良さなどから応募時点で謎の自信がありました。
同じくウインのウインエルフリーデとともに、最初の馬選びはほとんど顔とか雰囲気の好みで決めました。友人の血統オタクたちから助言や検討会やってもらったのにほとんど言うこと聞かないという鮮烈デビューを飾りました。
完全に特別な1頭となってしまったので、並々ならぬ思い入れがあり、この子のグッズが出たら買い漁らねばと思っています。ウインマリリンに続いてスクリーンヒーロー牝馬の星となって欲しい自慢の娘ですね。
コスモヴューファームでのスタッフの方のコメントでは入厩が近付いているとの話で、6月後半辺りで入厩してゲート試験後に札幌デビューなのかなと勝手に想像しています。手塚先生のとこなので横山武史騎手あたりが乗ってくれないかなぁと夢想。ワンチャン鞍上ルメール。。。
2頭目ウインエルフリーデ。この子も顔が良いなぁと出資しました。今見るとサンデーの3×3で大丈夫なのかなと思っちゃいますね。まだ動きに物足りなさはあるものの、ただ成長力はありそうとのコスモヴューファームのスタッフコメントが上がっていたので、何とか1つ勝ち上がってくれたら楽しみな1頭です。6月上旬入厩予定ですが本稿執筆時点でまだなので移動情報の更新を楽しみにしています。
先頭でリードしたりと優等生で手が掛からない子との評判なのですが、1歳の冬頃だったか他馬に自分から寄っていって蹴りに行くというコメントを見て爆笑したので、サンデー系らしい気の強さ(荒さ?)も持ち併せていると思うので、スイッチ入った時の走りは楽しみです。
- ノルマンディーオーナーズクラブ
サブの立ち位置のクラブです。昨年(と今年の5月)は芝の中距離行けるような馬に出資したので、今年は本来求めたかったニッチ路線の馬を出資出来たらなぁと思っています。
・シュマンドロワ (父モーリス) 美浦:奥村武厩舎
出資馬入厩第1号。500kg弱あるモーリス産駒が1番に入厩ってどういうこと?
モリカメサンデー良いじゃん!で決めた1頭。ヌレサドも入ってていいですね。
ノルマンディーの2歳世代の中でも順調に育成が進み、大型馬なのに牧場でも小野町の育成場でもスタッフの方の想像よりも早く仕上がっているので何だか面白い馬だなぁと。まさか自分で身体作るタイプですか?
右前肢に骨瘤が出たらしく大きいものではないようで、ケアしながらゲート試験に向けてトレーニング中とのこと。順調なら7,8月くらいには見れそうだなと思っています。
・メルジェリーナ20 (父ドゥラメンテ) 美浦:伊坂重信厩舎
急逝したドゥラメンテの産駒に出資出来る残り少ない機会だ!と飛びついた1頭。1口3万で高くもないのが決め手になった感じです。サンデーのクロスが入ると割引気味ではあるものの、母父ハービンジャーでサンデークロス持ちは2/4勝ち上がりで50%の賭けならまぁ悪くはないだろうと。鼻涙管形成手術を経て完治して育成に入っているとのことで、ゆっくりでも着実に力を付けてくれたらと思っています。
ただ今年度の東サラの募集で血統面で良いドゥラ産駒がいて、育成ゆっくりの1頭に飛びつかなくても良かったかなぁと思いつつ、良い種牡馬の馬は何頭いてもいいか!世代も違うし!と開き直りました。
🚩我等がレッドの旗の下に集いし東サラ軍団🚩
馬の紹介で並ぶ歯の浮く様なコメント類がなんだかクセになります。コラムも面白いぞ。
バイヤー系クラブも1つ入りたいなぁと考えていて、元々候補の1つではあったのですが、折良く(?)昨年冬の外国産馬の募集にぶち当たり○外の魅力に引き寄せられました。
王道路線を歩むにあたっての主戦力はここからと位置付けています。毎年1頭はクラシック戦線に殴りこんでくれるので、それを当てられるかは別として魅せてくれるクラブだなと。今年の募集頭数の多さ(53頭)にびっくりしました。いつもこんな数が??ウインの倍はいるぞ…
・Panmolle20 (父Frankel) 美浦:鹿戸雄一厩舎
検討会で友人より第2のレッドファンタジアになれる血統だと後押しされて申し込みを決めた1頭。1年目からFrankel産駒にお目に掛かれて、更には出資出来るとは思ってもいませんでした。僥倖。
英国R.ヴァリアン調教師の元でトレーニングを積んで、本年4月に日本入国。現在社台ファームで着地検疫と基礎強化に励んでいます。カルティエ賞最優秀短距離馬のOasis Dreamが出る優秀な牝系で、祖母PanzanellaはKingmanの半姉、母Panmolleは父父Invincible SpiritでKingmanと半分同血な間柄、Danehillのクロスも入っており、血統からも欧州向きで札幌以外でどれだけ活躍できるのかなぁというのと、お母さんになってからの期待値が非常に高いと思っているので、現役では未勝利勝ってくれたら満足というほど。ただ先日のクラブの更新でスピード能力の高さに言及がなされていて、ほんまか!?と腰が浮きました。
また友人曰くFrankelは種付け相手をよく選んでいて、それゆえに気性難はあれど打率も高いということ、あとヴァリアン先生が言っていた本馬の持つ特別な雰囲気というのがリップサービスではなくホンモノであることを期待したいですね。この子の母優で今後10年は東サラで食っていく。
・A.P.Dream20 (父American Pharoah) 栗東:矢作芳人厩舎
今世代唯一の関西馬。そしてPOGでローラーした矢作先生のとこの馬です。父はフェイローだったりファラオだったりする米3冠馬。なんで誤字っちゃったんだろうね。
祖母Dream Supremeは米G1を2勝。叔父にMajestic Warriorがいる血統。
ゴリゴリのアメリカ血統という馬で、ダート馬が欲しいと思っていたタイミングでまさにドンピシャな馬がいた感じです。産駒的には1600mが主戦場な気もしますが欲張って1800mまで守備範囲に入らないかなぁなんて。父の産駒が既にダートG1勝ちを収めているので本馬にも期待です。Panmolle20の出資代金分も稼いで欲しいと願っていたりもします。
こちらもアメリカの牧場でトレーニングの後、4月に入国したものの、”国際情勢の影響”とやらで出発が1週間遅れるというトラブルに見舞われました。どの何が影響しているかは不明なのでアレですが、こういったトラブルはもう遭遇したくないですね……
現在はチャンピオンヒルズで着地検疫と基礎強化中。段々調教ペースが上がる中、冷静過ぎるのか中々ピリッとしてこないなんて言われている様で、でも血統的にはスイッチ入ったら一気にガーッと行きそうなイメージので、レースに行ってからどうなるか不安と楽しみが混在している今日この頃です。
- 終わりに
以上6頭が一口馬主初年度出資のメンバーです。牡馬3頭牝馬3頭でバランスいいなと思っています(?)
あと合計で出資代金42万ですってよ?予算は20万ほどのハズだったのになんでだろうなぁ。。。今年からは回収率も少しは気にして行きたい所存。あぁこの仔は!となると突っ込んでいきたくなる性分なので、取り敢えずは浪漫と手堅くのバランスで行ければ良いなと。
今週末に第1弾の東サラ1次募集馬の価格と予定厩舎が発表されます。ウインは7月上旬に価格と厩舎発表のアナウンス。ここでおおまかな予算の割り振りのイメージを立てたいですね。今年も○外募集とかやられちゃうと計画は崩壊するのですが…
ともあれ2021年産駒ともいいご縁があることを願ってやみません。もしかしたら各クラブで良いなと思ってる馬をピックアップすることがあるかもしれませんが、それは僕が欲しいので申し込まないでください!アピールに他ならないのでご了承を。
それでは。