ウイン1次募集について
お世話になっております。
趣味を共有出来る異性の友人(婉曲表現)なんて存在に憧れる、そんなピュアボーイ、りくそうです。競馬や一口やってるの男の知り合いしかおらん。
さて出だしのしょうもない話はさておき、8/10 17:00までウインの1次募集先行抽選期間の申し込みを受け付けております。昨日触れようと思ってたのに札幌旅行記に筆が乗ってしまった結果、記事の分離を招き、申し込み馬についての威嚇用記事が締め切り前日という出す意味もなさそうなタイミングとなりました。
ウイン1次募集の先行申込は8/10 17:00まで!
- 今回の方針
昨年は入会を主目的として申し込んだ形となりましたが、今年はきちんとテーマを決めて馬選びをしようと考えていました。今回のテーマはズバリ「良さげな馬」…いくら何でもふわっとし過ぎでは?
いやね違うんですよ、何も違くはないんですけど言い訳させてくださいな。今年のカタログの岡田社長の挨拶にもある通り、ウインのというかコスモヴューファームの生産方針として中長距離馬を中心にするスタイルがあります。要はクラシック路線も(出れるかどうかは別として)ダービーやオークス向きの馬が多くラインナップされやすいわけです。短距離向きの馬も何頭か出ては来ますが、よほど欲しいと思わない限り、折角ならクラブの方向性と同じ路線に乗っかろうじゃないのと。その方が楽しめるというか納得出来ると思うんですよね。番組や相手関係的にも中長距離ならワンチャンスあるかもしれませんし。
ということで、似たような路線の馬が多いので、その中でこれは良いぞと思う馬をピックアップしていく方針となるわけです。あとゴールドシップ産駒にあまり興味がないので候補絞りやすいってこともあります。(じゃあなんでウイン入ったんだ)(でもスクリーンヒーローは好き)
- コスモアクセス21 (父:キタサンブラック) 牡馬
美浦:畠山吉宏厩舎予定 募集価格:3,200万円(一口価格8万円)
カタログでも馬体の迫力があり、パワーを感じさせる身体つきでした。募集馬紹介動画でもゴルシ産駒で筋肉ムキムキな馬もいましたが、この馬も元気でとても魅力的でした。厩舎もウインブライトと同じ畠山厩舎でクラブの高い期待を窺わせます。ウイン所属馬の勝ち上がり率も高めで信頼出来る先生だと思います。
キタサンブラックは初年度産駒からクラシックを賑わせていて、その第3世代となります。イクイノックス始め案外2歳から走る馬もそれなりにいて驚きでしたね。
母コスモアクセスは中央4勝、全て1200m戦での勝ち鞍です。本馬の上の兄弟も地方含め全て勝利を挙げており一定の繁殖能力の高さが見えます。ブラックタイプは非常に地味ですが堅実に勝ち星を挙げているファミリーとも言えます。
配合としては、中距離の父×短距離の母のアウトラインで、母父ロージズインメイがNorthen Dancerの逃げ道となって、更にサンデーを経由せずDevil's BagからHaloのクロスを持って軽いスピードが入っているのが良いなぁと。Danzigも入ってるのゆっくり過ぎない成長でダービー間に合ってくれたら楽しみな1頭です。
因みに8/9 18時時点では既に満口となっており抽選が確定。実績枠があるクラブなので早くも戦々恐々としています。去年実績ラインで200万くらいの数字見えてたんで180口の一般抽選枠にどれほど人が集まるのか……人気しそうだもんなぁこの仔……
- ウインアルテミス21 (父:シルバーステート) 牝馬
栗東:長谷川浩大厩舎予定 募集価格:2,700万円(一口価格6.75万円)
ウインアまでアイオライトと同じなのでよく打ち間違えそうになる1頭。(どうでもいい情報)
カタログの写真もお顔付が良く(重要)、美人さんになる前の可愛さがある感じで良いなと。コメントでの評価も顔に品があるとのことでやはり品の良さは大事、牝馬だけに。あと紹介動画では大人しくお上品に映ってたのに、タテガミを掻き合ってる馬たちのとこに自分から寄っていって蹴ろうかと悪戯しに行く姿がお転婆娘っぽくて気に入りました。
シルバーステート産駒はウォーターナビレラが桜花賞で非常に惜しい結果となりましたが、やはり良い馬が出てきますね。あと母父キングヘイローの優秀さがすごい……サンデー経由しないHalo持ちで父系もDancing Braveでそら引っ張りだこになりますわなと。
母ウインアルテミスは中央で未勝利、地方でも未勝利の馬でした。繁殖成績としては本馬の2つ上の半姉ウインアグライアが若駒S勝ちなどを挙げています。1つ上の全姉ウインレイアーはまだ2歳のデビュー前ですが、岡田社長によると1歳時の姿では本馬の方が評価が高いようです。ファミリーでは3代母KorveyaがG3勝ちで産駒にHector ProtectorやShanghai、Bosra Shamなどがいる優秀なブラックタイプが広がっています。遠い近親にあのGolden Sixtyの名前もありました。
配合としては、Robertoのクロスや母系のアメリカンなスピード血脈が多く、前目でゴリゴリ押していくタイプなのかなと見受けられます。ウォーターナビレラも前受けしてたので、似たようなレース運びをするかもしれません。気が強そうなのも被せられた時にエキサイトさえしなければ良さそうな感じもあります。中距離馬がチョイスのメインターゲットではありますが、この仔は桜花賞やマイル路線で楽しめそうだなと申し込みました。厩舎も若手調教師ですがウインの馬の勝ち上がりも良いので、期待できます。
この仔も9日の時点で残り67口で抽選行きはほぼ確実視されています。何とか残ってくんないかな……
今年の募集を振り返り、全体的に価格が上昇していて、物価高騰分もあるにはあるんだろうなとは思いますが、岡田社長によれば今年は自信のある馬が多く、母が重賞馬だからとかでは金額を考えず、良い出来だと思った馬には高めの値付けをすると語っており、今回はその自信の表れなのかなという感じでした。
社長の考え方に納得はしましたし、あとは今年の募集ツアーの代替企画である募集馬紹介動画も手作り感満載で面白く、動画の最後に会員がクラブライフを楽しめる様にまた色々と考えていくとのことで、言ってくれるだけでも信頼感は増すなぁと思いましたね。今後もウインがメインのクラブになりそうだなと思っています。
一口馬主DBにインタビュー記事が載ってるので是非読んでみてください。
ウインの母馬たちってほとんどが勝ち上がっていて、中には重賞馬もいますし、その仔たちもそれなりに走っているので良い馬作りが出来る環境であろうことは想像できます。ここにいずれ我が子ウインアイオライトが加わって良い仔を出してくれたらと願ってやみません。あと今回の1次募集にスクリーンヒーロー産駒が0だったのはちと残念でしたね。
果たして8/16の夕方頃にニコニコ笑っているのか、片方は取れて安堵しているのか、どっちも落ちて悲鳴を上げて凹んでいるのか、そわそわする日々が始まります。