初勝利 (と雑記)

お世話になっております。

 

背水の陣を敷くべく、でもこれでいいのか不安になりながら後背の橋を落とし始めています。連合軍が迫る中、撤退する友軍を待ちつつライン川に架かる橋を爆破作業するドイツ軍の気分(?)

 

3歳未勝利戦終了間際の8/26の札幌にてルージュアマルフィが遂に初勝利を挙げてくれました。出資馬通算で28戦目での勝利。長かった…クリストフ、鹿戸先生、厩舎関係者の皆様ありがとうございました。同じく出資会員の皆さんおめでとうございます。

鞍上にルメールを迎えての洋芝1,500m2戦目。好発を決めた後、激しくなる先行争いには加わらずインの経済コースで内の荒れすぎていないところを走りながら脚を溜めて4角手前あたりからポジションを確保して直線。逃げ馬をかわして内外から追い込んでくる馬たちを凌いでの勝利。鞍上強化の素晴らしさを実感しました。

前走5着でまた掲示板確保出来たら御の字だなぁとレースを観ていましたが、ポジションを上げて行った段階で腰が浮き始め、直線では叫んでましたし、勝った後はしばらく泣いていました。

繁殖入り後の母馬優先を見込んで、現役での成績には期待をせずに出資した馬でしたが、まさかこの娘が初勝利を齎してくれるとは(失礼だけど)本当に意外で、何が起こるか分からないもんだなと思いました。

 

アマルフィが勝ち星を挙げた翌週、未勝利戦のラストウィークにノルマンディーの出資馬ドゥラチェレステが滑り込みデビューを果たし、出資第1世代は取り敢えず皆競馬場に姿を現すことが出来ました。まぁチェレステ君のレースはゲート内で何度も立ち上がり、アオる様な発馬を決めて既走馬相手に追走が精一杯な感じで勝ち馬とは6.8秒差のタイムオーバーでしたが…

区切りがついたところで結果を振り返ってみると、3歳世代だけでは27戦1勝。甘くない世界なのは重々承知の上で踏み込んだものの、さすがにここまでの数字を叩き出す程苦戦するとは予想だにしていませんでした。未勝利終わっても引退馬は先に抹消された2頭(ウインエルフリーデ、レッドカフラー)だけのままなので今後の上積みに期待するだけしておきたいと思います。

 

ルージュアマルフィ

かつて馬房の都合で入れなかった山元トレセンで休養を挟み、5回東京で昇級初戦を迎える予定とのこと。

ルメールの継続騎乗は期待していないので、ぼちぼちやってくれたらと思います。

 

ウインアイオライト

運命は調整されていなかった。

惜しい競馬続きの中、8/20の新潟2度目の1,400m戦。体重こそキープは出来ていたものの、レースでは逃げそうな馬がダッシュ着かず、いつも通り好発を決めたアイオライトが押し出される様にハナへ。目標がいない中でのレース運びと夏場の連戦での疲れからか直線では力なく後退し15着。最後下がっていく姿は観ていられないくらい悲しくなっていました。怪我もなく、クラブ側ももっとやれるとの評価は変わらず、ファンド維持で地方からの出戻りを狙って行きます。今は牧場で長めの休養を挟むとのこと。ダート合わなさそうだし、距離もマイル中心で小回りも利くし、芝コースのある盛岡行くんじゃないかなと勝手に思っています。早いとこ中央に戻って来るのを待っています。

たられば言ってもしょうがないんだけど、本当に新馬戦の時の躓きが無ければなってずっと思っています。あれが無かったら半年休むことも無く、2歳未勝利で勝ち上がってたんじゃないかと…休養があったから会いに行けたんだけど、それとこれとは別!

あとパドックでそっぽ向かれる様になってから、スマホカメラを向ける時間よりアイオライトを眺める時間が増えたわけですが、いつもの様に何枚か撮ってる時は無視か厩務員さんにじゃれついてるかだったのに、福島行った辺りからカメラ向けてない時だけこっち見てくれる様になって、この~恥ずかしがり屋さんめ!と暑さで脳がやられた人になっていました。ツンデレ属性も付与されて益々最強になっちゃうだろ。

 

シュマンドロワ

加藤和宏厩舎に転厩して、まだ未勝利期間だったので障害走らせる前にもう1回平地使いたいと乗り込んでいたところでフレグモーネ発症。平地力を見たいってのは分かるし、もしかしたらって可能性もあっただけに勿体無かったです。腫れが完全に引いたらまた障害練習を再開するそう。モーリス産駒で障害出走ってあまり聞かない(知らないだけ)けど頑張ってほしい。

 

ドゥラチェレステ

ゲートの両脇が牝馬でブヒブヒ鳴いて興奮して大暴れのドゥラチェレステ君。未勝利デビューなので結果を気にし過ぎることはないだろうけど、サラオクか地方かなぁと思っていたら伊坂先生の評価は思いの外高かった様で、出走制限明けの新潟か福島での格上挑戦を狙う予定とのこと。びっくり。でも見込んでもらえてるのは決して悪いことじゃないですから、結果が着いてきてほしいですね。不思議体質はもう顔出さなくていいよ!

 

出資馬たちの状況を振り返るとツイてないなと思わされる展開が多かったと感じてしまいますね。タマはツイてるけど。1頭無くしそうではあるか。

 

未勝利戦終了と同時に各クラブの世代勝ち上がり率が出回っていました。所属クラブの成績を確認すると…

ウイン 27.0% 9/37頭

東京サラブレッド 28.9% 13/45頭

ノルマンディー 22.4% 13/58頭

うーん焼野原

弱いプロ野球チームでも3割は勝つと言われていますが、どこも下回りました(野球を比較対象にするな)。歴史的に弱いと言われた今年のオークランドだってギリ3割乗ってるのよ?

サンデーやシルクやキャロットも(それなりに)下振れていて、割とどこも苦戦したっぽいですね。それにしても所属3クラブは近5年で見ても最低の数字なのでアレですが。

特殊ではあるものの客商売ですから、数字(主に勝ち上がり)の不振はクラブへの評価が下がり、会員の離脱や新規獲得の減少を招きますし、今後の馬集めにより頑張ってもらいたいですね。毎年新たな世代を獲得するというのはドラフト戦略と同じで一度崩れると立て直しに相当時間掛かりますから危機感持って取り組んで貰えたらと。

 

 

前回のエントリーにてウインの1次募集でウインシャトレーヌ22に申し込みをしたことを書きましたが、総申し込み口数600超えとディオーネの時以上で実績下限も160万といういつものがあってウイン牝馬で初の抽選落ちしました。で、残りから検討しましたが、今回はパスという結論に。サマーセール購買馬とかが回って来る2次でまた検討して、こっちで良い馬見つけられたらなぁと思ってます。

これから2歳世代の出走が中心になりますが、命名馬のルージュプレジーがもう次の京都でデビューするかもという話になっててびっくりです。なんかもうちょっと体力付けなって話してなかったっけ?プレジールの翌日にウインディオーネが3戦目の予定をしており、10月忙しいのに京都宿泊は避けたいし、連日日帰り応援もちょっと…の気分です。

牡馬組は繋靭帯炎から乗り込み再開しだしたのと、小野町からチャンピオンヒルズ入りしたのとでゆっくり進んでいます。3歳新馬間に合ってくれたら十分です。

次回は女の子たちの結果とウイン2次、ノルマン1次の検討記事になるかなと予想してます。

それでは。