雑記 vol.4

お世話になっております。

 

気付けばもう2月、もし当ブログを読んでくださっている方がいるのでしたら、本年もよろしくどうぞ。

さて昨年末から1月中旬までよく映画を観ました。(当社比)

年末に銀英伝の「わが征くは星の大海」(4Kリマスター)、年明け2日に「空の大怪獣ラドン」、4日に「RRR」、8日に「ドリーム・ホース」、15日に銀英伝の「新たなる戦いの序曲」(4Kリマスター)、21日に「ヒトラーのための虐殺会議」を鑑賞。

英伝は記憶が定かであれば、第6次イゼルローン要塞攻防戦をちょこっとから惑星レグニツァ上空の戦い、第4次ティアマト会戦、アスターテ会戦を間のエピソードを飛ばしながらの感じで、でも銀英伝なので楽しめました。

ラドンは古き昭和の怪獣映画感をビンビンに感じられる作品で、勇敢過ぎる民間人、自衛隊より作中の指揮系統的にも現場的にも上に立つ警察、そしていつもいる佐原さんといったところ。やっぱりこう人々が脅威を感じる怪獣ってのは良いですよね、最近はウルトラマンに倒されるために出てくる感じがしてちょっとなぁと思う老人。

RRRはずっと気になってて、でもなんかインドの歴史や風俗をあまり把握してないので行きづらく感じてました。まあ観に行ったらそんなことどうでも良くなるくらいアツい良い映画でした…凄まじい踊りのナートゥが取り沙汰されましたが、あれが作中唯一(エンディング除く)の明るい場面というのも面白いところ。

ドリームホースは一口馬主やってて、かつ出資馬にかなり焦れ込む人は観ることを勧めたい作品ですね。馬が日々生きる糧となって、デビュー戦で4着入線で喜んだり、まだ経験はないけれど故障して競走中止したシーンは滅茶苦茶辛かったすね…ドリームアライアンス号のレースシーンは迫力十分で手に汗握りました。スタートがゲートじゃなくて紐だったとこで向こうは障害競走も規模が大きかったことを思い出したのと、主人公が繁殖牝馬に付けるために種馬調べているシーンで欧州リーディングの一番上にDanzigさんの名前があって、いつも(血統表中で)お世話になっておりますとなりました。

ヒトラーのための虐殺会議:原題 Die Wannseekonferenz(ヴァンゼー会議)、会議の名前だけ出てもなんじゃらほいって感じだから総統の名前出したんだろうなって。中身は42年初頭におけるユダヤ人”処分”の党・親衛隊・行政・ポーランド総督府の方針まとめとそれに付随する(SSがメインになる様に)主導権争い。邦題に入ってるヒトラーのヒの字も出て来ない(常に総統呼び)、ヒムラーの名前は1回出るくらいだけという、あの時代を多少齧っててホロコーストが何か分かってる人向けという指向性の強い作品だなと。人道主義を寝ぼけたこと呼ばわりだったりセリフ回しが非常に差別的で好感触でした。ここまで強烈じゃないけど、欧州における反ユダヤ感情てあんなもんだろうなと思えますね。あと絶対に一般受けしないという想像の通りスクリーンは主におじさんでいっぱいでした。

 

もっとさらっと済ませるつもりの映画の感想が多めになってしまいましたが、この間に出資馬が結構走りまして、12/28にシュマンドロワルージュアマルフィが、1/8と連闘で1/14にレッドカフラーが、1/22にシュマンドロワが走りました。

アマルフィは2000mの距離長そうなのと直線でデムーロ兄弟に挟まれる不利があり、次戦は東京のマイルで巻き返しを図る様。シュマンドロワはゲート出るかが博打な状態で、12月は最後脚伸ばしたもののゲート難が響いて負け、1月はゲート出たものの2200mは長くて明らかにガス欠起こして負けと中身があまりない敗戦が続き、一旦休養と節稼ぎで次戦はまた中山1800mを目標でここでダメならダート転向もありそうです。

レッドカフラーは久々の一戦を中京の1400mで使って、外目を良い感じに走れていたけれど直線で外から交わされたのが問題か、距離の問題か最後200mあたりで失速して10着。そして矢作の連闘を初体験し中京1200mでは連闘の影響で結構ピリピリしていたらしくゲートで出遅れ、最後は脚伸ばして前進は見えた6着。でもあのメンバーなら掲示板は入っていて欲しかったなぁとも。おっとりしてたのがピリッとしたとこ見せだして、身体も480kg台に絞れて来たので、春頃には勝ち上がりもと思ったとこで急な転厩のお知らせが…矢作厩舎が出資理由の一角を担っていたのは確かなので残念ではありますが、転厩先が上村洋行厩舎ということで、変なとこ行かずに済んだ点とノルマンディーでの出資馬レーウィンの先輩になるという点でなんか縁を勝手に感じています。上村厩舎でどちらも活躍出来ることを願いたいです。

そしてそして2/4東京の未勝利2400mで愛娘ウインアイオライトが復帰戦を迎えます。出資馬の中では一番調教でも走るので期待値は高く、飼い葉もしっかり食べてるらしいのに身体が増えないのは気掛かりですが、うちの子に惚れ込んでるとか宣う松岡としっかり勝ち切ってもらいたいですね。この娘が最初と決めていたので初めての口取り申し込み。金曜の午前中は仕事にならなさそうです。別にいつもやる気はないんですが…

 

言うだけタダの新年の抱負的なサムシングをツイートしたら知り合いに煽られましたが、それなりに今年も頑張っていこうと思います。アイオライトの追っ掛けは引き続き全力です。

それでは。

抽選結果と雑記③

おはこんハロチャオ~!ナンジャモちゃんマジマブい!

 

来年の財布が枯れそうになっています、りくそうです。来年の出資金まで削られないかが心配な今日この頃。なんすかこのゲーム新作ラッシュ…ACとかデスストの新作発表や、FF16とかロックマンエグゼの発売日発表とかおまけに密かに期待してたMMOのブループロトコルのCS版展開とかとか…これに既に発表されてるゼルダとかAtomic Heartとかウイポ10とか将来的にPSにも来るであろうStarfieldとかとかとか…

既に積まれてたり進捗止まってたりしているのにこれ以上どうしろと、おーん。

 

さてパルデア地方の旅を満喫したり、突如栄冠ナインで有力選手を騙馬女の子にして遊んだりと気付いたら12月。

香港ヴァーズで悲願だったウインマリリンのG1制覇に叫んで泣きそうになったり、3頭分の馬名申し込んだり、東サラの新サービスとして展開された配合リクエストで非出資者でも応募出来るのが20頭以上(!)もいて、その検討にめちゃくちゃ頭を悩ませたり(結局14頭の応募)と何とも忙しなかったです。

そしてノルマンディーの2次募集も開始寸前ということで、すっかり書きそびれていた1次募集の結果の記事をと。

rikusou1090.hatenablog.com

1次募集ではフジインザスカイ21ホクセーメジャー21に申し込んでいて、抽選確定のためどちらか取れればいいかなとの考えでした。

ということで抽選結果(ノルマンディーの出資状況)がこちら。どちらかと言えばより欲しかった方のフジインザスカイ21が取れました。父のバリエーションにヘニヒュが加わって、出資馬10頭中8頭父が違う多様な弊軍団でございます。

(内訳:スクリーンヒーローロゴタイプ、モーリス(2)、ドゥラメンテ(2)、American Pharoah、Frankel、シルバーステート、ヘニーヒューズ(New!))

出資馬一覧

ここ(ウインエルフリーデ)ちょっと消えてますね今は高知で頑張ってるみたいなんで、活躍出来ることを願ってます。

ノルマンディーは母優のあるクラブなのに、牡馬ばかり、岡田スタッド外の生産馬ばかりとノルマンディーに加入する意味、となっています。ま、馬代の安さが一番の理由なんですけども。

来年1月6日よりノルマンディーの2次募集が始まるわけですが、その前に1次募集馬の馬名選挙があります。今回も候補に残れるはずもなく、ノルマンちゃんとは好みの傾向が違うなぁとまた思い知らされた感じです。あと冠名ある方が考える中で響きをより重視しやすいとかもありそうで。

どうにも自分の中でも案の出やすさが牡馬<牝馬な傾向があって(ウイポ遊んでてもそう)、どうやったら解消というかもっと案出ししやすくなるかなぁと。数こなして、発想の幅を広げられる様にするしかないかななんて。

 

話変わって出資馬たちですが、この忙しい年末年始に3頭も走る予定です。有難迷惑()

中央開催最終日にシュマンドロワの未勝利戦とルージュアマルフィ新馬戦があり、想定段階では除外の殺到がなければ出走出来そう。仕事納めの日なので、未勝利戦はトイレに脱走しての観戦になりそうです。

次いで年明け8日にレッドカフラーが距離を14に短縮しての未勝利戦の予定。こっちは仕事始めの5日じゃなくてほんとよかった。中京の予定だし入場券確保してまた応援に行きたい。まだまだこれから感の多いコメントが並びますが、何か進歩を見せてくれたら嬉しいですな。具体的にはピリッとした前進気勢なんですけども。

あとは愛娘ウインアイオライトが夏以来久々に入厩。相変わらずカリカリしててまた輸送で体重減ったみたいで、身体戻しながらの調整が続きそうです。このピリピリっぷりを少しカフラーくんに分けてあげてほしいくらい。

次戦は少しでも輸送距離の短い中山開催で使いそうな気も1月後半入ったとこまでだから、調整過程次第でしょうが府中になるかもしれませんな。多分また松岡が乗りに来て何かしら進言してくれるでしょう。何より関東圏での輸送くらいは我慢して欲しい……

 

そんなこんなでまだ未勝利の一口ライフ、はやいとこ1勝が欲しいですね。あとはアイオライトの口取り式の抽選突破を願いたいとこ。そのためにスーツ新調したんだから。(仕事用です)

次回はノルマンディー2次募集の申し込み馬の記事になりそうです。これから動画とか観るんで、あまりにもアレだったら見送るかもですが。狙いはまたヘニヒュになりそうなんですけどね。

それでは。

ノルマンディー21年産駒1次募集について

お世話になっております。

 

エリザベス女王杯の中継を観ながら、思わずめちゃくちゃ叫んでしまう競馬民になっていました。りくそうです。

東京のウィナーズサークル前でオーロカップを勝ったシャーロットの口取り式を控えるウインの会員とシャーロットに乗ってた石川裕紀人も跳ねながらマリリンの勝利を願っていました。普通に馬券買ってるだけじゃ味わえない興奮でした。出資者でもないのに悔しさすら覚えるとは思いませんでしたねぇ……これが自分の出資馬じゃあ泣いてしまう……

前回の記事の通り出資馬シュマンドロワの応援で初府中に行って来ました。

コースとスタンドの広さに驚きつつも、パドックの羽虫の多さには辟易しました……なんであんな飛んでるの……中京じゃ見たことないぞ……

シュマンドロワ

ガン飛ばしてくるシュマンドロワ

新馬戦のパドックは観れなかったのですが、今回はそこそこチャカチャカしていて、まぁモーリスの牡馬だしこんなもんでしょうと思っていたら、奥村先生曰く普段よりだいぶテンション高かった様で、返し馬でも結構ハイテンションだったそうです。あと恒例の出資馬たちにこっち向いてもらいました。彼の場合はガン飛ばしてくる感じだったけど。

結果出遅れかまして中団やや後方から、差す競馬を試そうにもスローの追走は合わないのか直線で馬場の良いとこを走っても8着。左回りが合いそうなとこから状態次第で中1週か12月、1月の中京への遠征があるのかなと。ともあれ次走では落ち着いて走ってくれたらとは思います。

 

 

さて、題記の通りノルマンディーオーナーズクラブの1次募集が行われております。

11/15 13時までが先行応募の期間です。ついでにウインの2次も11/11~21の日程で先行募集掛かってます!(宣伝)

今回からノルマンディーでの出資馬選定のテーマは「ダート中距離くらいまたは芝短距離」です。ただ再来年からのダート三冠路線に向けて社台ノーザン系も生産してくるとは思うので今までの狙い方でいけるのか再考しなければなと。

募集No.10 フジインザスカイ21 牡 (父:ヘニーヒューズ 母父:ディープスカイ)

栗東上村洋行厩舎 募集価格:2,640万円(一口6.6万円) 高昭牧場生産

半兄ワンダーブレット(アジアエクスプレス産駒)が太さん乗っけて2勝。母フジインザスカイはダート中距離で3勝。アジアエクスプレスで2勝出来るんならヘニーヒューズでも勝てるだろの精神。

Halo≒Sir Ivorのクロスがフジインザスカイに入っており軽いスピードに振れる印象ですが、それが産駒にも伝わるとしたらダートには力不足感とも言われそうな感じも、ならアジアエクスプレスの如く芝を走ってしまえばいいのでは?と。出資馬狙い的にはダート走ってもらいたいのだけども……

 

募集No.13 ホクセーメジャー21 牡 (父:モーニン 母父:ダイワメジャー)

美浦:高木登厩舎 募集価格:1,960万円(一口4.9万円) 北星村田牧場生産

父モーニンは来年の新種牡馬。ダート1200~1800mで活躍。産駒の中心距離はマイルあたりになりそうでしょうか。

母ホクセーメジャーは5戦未勝利。本馬の近親に日経賞を勝ったユキノサンロイヤルレパードSを勝ちJDD2着のクロスクリーガーがいます。短距離の父×中距離の母のアウトラインになるのかなと。母系にサンデーが入るので中距離はこなせるといいなと思っています。この馬とは関係ないけどディープ肌にモーニン付けたら面白そうだなとふと思ったり。芝で走れる馬も出しそうな気がします。

 

以上2頭に申し込んでいます。11/11の最終中間発表の段階でどちらも応募率は100%超え、土日挟んで口数調整入っても抽選になるのかなと思われます。まぁどちらか1頭でも取れたら良しということで、予算の余裕次第でノルマン2次を漁ろうかなと。逆にどっちも取れてると出資金33万と今季予算の上限に到達。今年は使いすぎないラインで納めたいな!!

ということでノルマン1次はこんな感じです。結果ダート馬のみ(想定)の申し込みとなりましたが、来年は東サラでも芝短距離馬を探すのもアリだなぁとか考えてます。クラシック路線も探したいとなると予算の偏重が起きる……来年になったらまたよく考えます。

それでは。

出資馬レッドカフラーのデビュー戦を観て来ました

お世話になっております。

 

0を1にする難しさを知って、1を2にするのもまた大変難しいと感じる今日この頃、皆さま如何お過ごしでしょうか、りくそうです。運も実力の内というのをひしひしと感じます。やはり人生とは運ゲー

さて、10月中旬にようやくPS5が当たってからというもの、年末商戦に向けゲームがたくさんリリースされるというのにCrusader Kings Ⅲ、Iron Harvest、StellarisのDLC数本がライブラリにスッと増えて時間が溶かされていきます……追い打ちを掛ける様に本稿執筆当日(11/10)はMount&Blade Ⅱ:Banner LoadがPSで遂にリリースされ、翌日(11/11)にはタクティクスオウガ リボーンが、翌週(11/18)にはポケモン S/Vと賞与を削り取る勢いでポンポン出てきます。これにフロントミッションのリメイクもあるし、年明けたらロックマンエグゼの移植やペルソナ3,4の移植も出て積みゲーが重なる一方。多重影分身の術と時間が欲しい……あっあとSteam Deckも欲しいです!(尽きない欲望)

 

さて、題記のレースは10/1だと言うのに1月も過ぎていてびっくりです()まぁ成績があまりにもアレでちょっと筆が重かったというのもほんの少しは絡んでいるのですが……

去る10月1日(土)、中京3R ダート1,800mでの新馬戦、東サラでの出資馬レッドカフラーがデビュー戦を迎えました。昨年の東サラ外国産馬募集にてAmerican Pharoah産駒だし、ダート馬欲しいしで申し込んだ馬が遠征せずに応援しに行けるとウキウキでした。

外厩のチャンピオンヒルズでも乗り込みを重ねている段階では10月に入厩出来るかな~くらいの更新内容でしたが、3歳未勝利戦が終わり馬房が空いた8月下旬ぬるっと矢作厩舎に入厩→1週間練習してゲート試験合格とするする進み、10月頭でのデビューが決まりました。冬場のデビューを想定していただけに嬉しい誤算でしたね。当時は。

当日パドックで見学していた際は観衆に驚くこともなくノシノシ歩けていて、見事な鹿毛に馬格あるボディで観ていて涎を垂らしそうでした。

レッドカフラー

こっちを見るレッドカフラー

なぜかわからないけども、パドックで写真撮ってると出資馬たちはこっちを見てくれることがあってもう可愛いったらありゃしないですわね。皆私のこと好きなんですかね、私も皆のこと好きよ♡

 

で、後から思えば育成段階でも中々ピリッとしてこないというコメントもあり、パドックでも良い風に捉えたらどっしりしている様に見えて、実際のとこレースというものが分かってなくてのんびりしていたんだなぁと。レースが始まるとちょうど観戦に陣取ってた正面で砂を被るのを嫌がり思いっきり頭を上げた走りを披露。大逸走する馬がいる中1角で外に出して、3,4角の中間で鞍上の吉田隼人が促していくも加速出来ていない様を観て負けを確信。1頭でも多く抜かしてくれたらと思っていたら直線向く頃にはもうバテていて逸走していた馬にも最後抜かれて殿負けを喫しました。

レース後体力不足の指摘と距離短縮の話が出たとのことで、今後はアメファラ産駒の主戦場マイル戦線になりそうです。2年後にシャボンディ諸島で!じゃなくて、フェブラリーSで戦っている姿が見れたらと思います。現在はチャンピオンヒルズで体力錬成のためしこたま乗り込んでいて、明け3歳の東京開催までは出てこなさそうな雰囲気があります。じっくりやって次で一発で決めてくれたら嬉しいですが果たして。

 

そして翌日の10月2日(日)、中山でノルマンディーの出資馬シュマンドロワがデビューを果たし、この時点ではPO馬より一口出資馬の方が多くデビューしているという摩訶不思議な状態に。今もデビュー頭数そのものは並んでいるんですよね、なんでだろうなぁ。

そんなことはさておきレースはテレビで応援。岩田パパさん(奥村武先生の表現)とゲート五分なら出していくとの作戦で逃げ、直線までは中々見どころのあるレースで4着。初めて出資馬が勝負に絡めて嬉しかったですね。騎手が鞭を落とさなければ上位窺えたのかは気になりますがね。

そして短期放牧を挟んで11/13の東京で芝1,800mの未勝利に挑むとのことで、現地に行って来ます。3kg減になった今村聖奈を背にどこまでやってくれるか楽しみです。

 

今回記事書くまでに間に一口馬主やってると避けては通れないイベント、出資馬ウインエルフリーデの引退がありました。

入厩した時からトモの力不足を言われていて実戦使って放牧に出しても中々良化が見込めず、芝で2戦続けて殿負けした後、適性見に中1週でダートを使ったものの競走中止手前になった馬をかわしただけでブービー負け。ここで完全に能力不足ということで登録抹消、サラオク行きとなりました。母のマリアヴェロニカはまだ現役の繁殖馬だし、姉のシャーロットがOPクラスまで勝ち上がって馬体も良い馬なので、母馬の競走成績が良いコスモヴューファームにおいては繁殖入りも厳しいのは想像に難くないんですよね。

中々悲しいものはありますが、気性面での問題がない馬でああも負けていると仕方がないと諦めはつきます。上積みが見込めるかわからないのにダラダラ未勝利を走り続けるよりは2歳でも見切りをつけてもらった方が維持費の点から見るととても助かるものがあります。そこはビッグレッド系の良さでもあるかなと。

今後も(御免被りたいが)こういった場面には度々遭遇すると思うので、早い内に経験出来たと前向きに捉えて、以降の出資馬選びに活かしていけたらと。

 

 

近々威嚇用の記事を書こうとは思いますが、現在ノルマンディーオーナーズクラブの22年1次募集が行われております。先行募集は11/15まで。申し込んだ馬は抽選になりそうなのでどうなることやら……

それでは。

出資馬のウインアイオライトに会って来ました!

お世話になっております。

最初で最後の札幌ドーム観戦に行って来ました。球場内のキャンペーンで「ありがとう札幌ドーム」みたいなのやってて、絶対に微塵も思っていないことをやっているなぁと笑いました、りくそうです。あとアクセスの悪さは聞いていた通りだなと感じましたね。北広島なら空港からのアクセスはだいぶ良くなりそうで、来年の北海道遠征にも観戦を絡めたいところ。

 

本稿は前半がCVF、後半がそれ以降の旅行の諸々な感じでお送りしています。

さて、今回放牧中の愛娘ウインアイオライトに会いに行くべく、第2次北海道上陸作戦を決行しました。計画は8月に立てていて、放牧中であることを願ってのことでした。7月末の新馬戦を終えてコスモヴューファームへ放牧に出てすぐに体重が増えだして8月下旬には500kgの数字が見えるほどで、見学に行くまで牧場に残っていてくれるか少し不安でしたが、乗り出しの予定が500を超えてからということで間に合った形でした。9月に入って乗り出しが始まったタイミングで、見学する前日の更新で挫跖のアクシデントが……数日様子を見る程度とのことで、軽症な様で良かったといったところです。

当日、道路案内などからは見るからに高速っぽいのに高速じゃない日高道を通って新冠町へ。車を出してくれた友人にここで感謝を。大変お世話になりました。

見たことある地名の看板とか眺めていると視界のあちこちに放牧地があり、そこかしこで馬や牛が草を食んでおりこれがでっかいどう……となりました。本州じゃ感じられないスケールをたっぷり味わえた気がします。

 

当初雨の心配されてましたが、何とかどんよりな曇りで持ち堪えた天候の中、事前にクラブから案内を貰い本場へ。事務所での手続き不要で、自由過ぎないかと逆に不安になりながら駐車場に着くと、すぐ近くでウォーキングマシンでくるくる回ってる馬やパドック放牧中の馬たちが。ひとしきり回って見たことある名前の馬たちばっかでそれだけでも十分テンションは上がりましたが、肝心のアイオライトの姿が見えない……マシンにいる馬の無口の名前は金網越しではまるで判別つかず、若干オロオロしだしたところで、厩舎からスタッフの方が周辺の掃除に出てきまして、これぞ天啓!と居場所を聞いたら厩舎の反対側にもパドックがあるよと教えてもらい、そちらへ向かうとすごく見覚えのある額の星と美しい青毛の馬がちょうどこちらを見ていました。

きゃああああああ!!可愛いわぁぁぁあああああ!!!
同行者に聞いてはいないですけど多分猫撫で声みたいな奇声を出していたような気もします。ずっとにやけてた自信もあります。しょうがないですわよね、こんな可愛い娘を前にして普通にしてられませんことよ!

草を食べようとするウインアイオライト

パドック内には草もなく、柵のすぐそばも草は無くなっていたので膝ついたり、無茶な姿勢で食べようとしたり、前脚カキカキして靴に砂掛けられたりしましたが、それもまた可愛い……

スタッフの方にはタンポポ以外ならパドック周辺の草毟ってあげていいからねと言って頂き、お触りの許可ももえらたので、写真そっちのけでイチャイチャしてました。至福の時間とはこのことかと……無限に遊んでいられると思いましたね……触ってても全然耳絞ったりせず寧ろ鼻こすりつけたりしてくれて愛しさが爆発しました。私が会うのは札幌競馬場以来2度目だからパパのこときっと覚えていてくれたんだね!!(自意識過剰)

馬格のある娘なので体重は500kg超えていてもフレームにあったボリュームで、新馬戦の時よりトモとかがっしりしてきたなという印象です。調教で絞っても480kg近くで次戦を迎えられそうだなと思いました。

見学していて他の馬たちにも言えたのですが、人を警戒せず構ってほしそうに鼻突き出してくるあたり牧場の方々にみんな可愛がられているんだなと感じました。(どっかの大手企業の工場と違って)牧場スタッフの方皆さん挨拶してくれるし、とても好印象で、ウインに入って良かったなと思えた瞬間でしたね。

ウインアイオライトと触れ合いご満悦の筆者

このスタンプの如く、それはもうデレデレのデレッデレでした。頬が溶解してなくなるんじゃないかってほど緩みっぱなし。サンデー系もかくやという緩さです。

羽織っていたオーシア空軍のジャケットが緑色だったからかパクついて来ようとしたので、これは草じゃないよ~違うよ~とイチャイチャ……よく犬猫や赤ちゃんに向こうはどうもしてないのに、あら~どうしたの~???とか言うやつあるじゃないですか、あれが発動しそうになりましたよね。

ほんと可愛い!天使!いや天馬か!!
終始ずっとこんな調子で、最後に次戦も応援しに行くからね、頑張ってね!と伝え、禿げそうになるくらい後ろ髪を引かれる思いで本場を後にしました。

JRAのCMに出てくるお馬さんみたいな角度でのアイオライト



お次は調教やってるか微妙な時間だけど、坂路見に行こうとエルフ分場へ。

着いたタイミングで最後の組が坂路から下りて来ていて坂路調教そのものは見れなかったですが、折角だからと見て回りました。

坂路入り口(上)、出口まで(下)

スケール感を残すため望遠なしで撮ったのですが、まずなげぇというのと坂路入ってすぐの坂の角度えぐい……聞いてはいたけど、すごいなこれ……と圧倒されました。
どうせなら見学地点まで行こうと地図を見ると見学ポイントはなんとゴール地点付近。え、これ登るんすか?まじ?

見学地点からの坂路の景色

坂路調教のキツさを身を持って実感しました。
車で見学地点まで行っていいよってクラブの案内の意味をよくよく理解しました。牧場のYouTubeでよく観るアングルでしたね。坂路コースほどの急坂はないけれど道中から息が上がり、脚も重たくなって運動不足が祟りました。

坂を下りている途中、コースの横に鹿がいるのを見つけて、鹿もここでトレーニングするんだなぁと。こちらに気付くと逃げて行きましたが、バネのある走りでした。

こっちにもパドックがあり、現役馬の他に馴致が始まった1歳馬がちらほら。さすがに本場と違いこちらのパドック放牧地では調教している馬がいるからか、現役馬は割とカリカリしていました。中には馬っ気出しながら暴れているのも。1歳馬たちは対照的にのほほんとしていて可愛かったです。コスモエルデスト21の巨体に驚いたり、欲しかったけど抽選漏れしたコスモアクセス21がいたりしました。

 

最後にウインアルテミス21がいる分場へ行きましたが、やはり放牧中で遠くに馬の集団がいるのだけ確認できました。話聞けるスタッフさんはいなかったのでアルテミス21を見るのは諦めましたが、馴致の初めの方である人を乗せる練習している馬をちらっと覗けました。

 

 

コスモヴューファームを後にして、昼食に焼きカレーを堪能。午後からは種牡馬見学にまずビッグレッドファームへ向かいました。

ウインブライト

ゴールドシップの人気っぷりはさすがでずっと見学者が集まっていましたね。隣のジョーカプチーノが対照的でちょっと可哀想に。

ウインの会員として、またうちのアイオライトの主戦が同じ松岡ということで、ウインブライトへ挨拶せねばと会ってきました。スタッドインしたばかりでまだまだ若々しく、人がいると柵の傍まで寄ってきてくれるサービス精神旺盛な馬でした。他にダノンバラードロージズインメイ、ベンバトルといましたが、ゴルシの次に人が集まってたんじゃないかな。

功労馬の放牧地にいたコスモバルクは他にも見学者がいたのに、なぜか我々が柵のそばを歩くと付いてきて、最初ボロを食べるために歩いてるだけかと思ったら、その後も付いて来たりしてなんか可愛かったです。

 

ビッグレッドの次は優駿スタリオンへ。スタリオンのスタッフの案内付きということで、何か種牡馬の話が聴けるのかとワクワクしてましたが、何分まで上の厩舎が見れます、下の厩舎に移動して、何分まで見学出来て済んだら解散です、と本当にただ案内するだけで肩透かしを食らった感覚……まぁシルバーステートにも会えて、娘さん(ウインアルテミス21)を貰いますと挨拶出来たので満足です。

シルバーステート

リアルインパクトもいたので両者見比べるとBRFのダノンバラードも含めディープの仔って似た顔してるなぁと。お顔がシュッとしてる。

 

そんなこんなで種牡馬見学を終えて帰路に。帰り道にむかわ町の道の駅で休憩し、駐車場の近くに我らが千葉ロッテの河村さんの垂れ幕があったりしました。来季の活躍を期待します。個人的には先発で観たいですね。

安平町あたりで社台スタリオンやノーザンファームの横を通り、一部とはいえ放牧地の広さにこれが大手か、と思い知らされました。資金力 is ぱわーですな……

お夕食は北海道と言ったらのジンギスカンで、調子乗って頼んでいたら割と胃が限界ギリギリな感じに。やってること学生か?

ちなみに写真はあるけど飯テロに配慮しております。(面倒なだけじゃないヨ、本当だヨ)

 

翌日は冒頭の通り、札幌ドームにて千葉ロッテ日本ハムの試合を観戦しました。唐川が同点2ラン打たれた翌日に今度は西野が勝ち越しを許すなどゲレーロの穴を埋めてほしい投手が連日失点と胃が痛くなりましたが、9回表に荻野の代わりに途中出場の藤原が同点打を打ったところで、空港に向かうバスの時間のため球場を後へ。。。バス停へ向かう途中雨に打たれながら安田の決勝3ランを知り、喜んでいいやら悔しがっていいやらとなっていました。ポンセくんもうちょっと投球間隔短ければ最後まで観れたかもしれないのに(八つ当たり)

バスに乗るとロッテファンも多く、9回裏をオスナが締めるとあちこちで勝った勝ったと声が聴こえ、私も一球速報を眺めてましたが、動画勢の隣のおじちゃんから勝ちましたよと教えてもらったりしました。みんなして最後まで試合観れなかったせいかバス中のロッテファンの謎の一体感を感じました。次は空港に近い球場で最後まで試合観たいですな!

 

そして台風の影響を心配しながらのフライトでも無事に帰宅し、1カ月半ぶりの北海道旅行を終えました。前回はレース、今回は牧場でとウインアイオライトのためとなると何でもしてあげたくなっちゃう感じで、もし将来人の親になれたのなら、まして娘が出来ようものならとても親バカを発揮しそうだというのが実感出来ました。ほんとに可愛くってしょうがないんすよ。都合さえ付けば会いに行きやすい牧場系の良さは今回非常に実感出来ましたね。ノルマンはまだ見学不可で、東サラはバイヤー系である以上大手牧場となると見学は余りの枠の様な形とはなってしまいますが、まだ会えていない大事な出資馬たちにもいずれ必ず会いに行きたいなぁと強く思わされる旅でした。

 

次回はノルマンディーの1次募集について書くことになるかと思います。今年は他牧場生産の牝馬狙ってみたいな……(一口馬主DBの出資戦略を読んだ様な発言)

それでは。

抽選結果と雑記②

お世話になっております。

 

ファンシーな見た目にやばい内容で話題になっていたローグライクな経営ゲー、「Cult of the Lamb」で教団を運営しています。りくそうです。因みに教団名はデフォルトの"仔羊の教団"ではパンチが足りないので"ラム統○教会"に。最近信者の高齢化が進んでいて若い信者の獲得が課題となっています。危ない橋を渡る様なネタは控えようねと分かってはいるものの、ついやりたくなっちゃうお年頃。

 

  • ウインの1次募集抽選結果について

ウインの一次募集の抽選結果が出ました。申し込み馬の記事を書いた時点で2頭とも抽選確実な状況でしたね。

rikusou1090.hatenablog.com

コスモアクセス21 (父キタサンブラック)

ウインアルテミス21 (父シルバーステート)

の上記2頭に申し込んでいました。

ウインアルテミス21は締め切り前日ではまだ僅かに余裕がありましたが、結局どちらも予想通り抽選となり、実績がまるでないため戦々恐々とする1週間でした……

そして、、、

また牝馬だけかよ!!

はい、ウインアルテミス21しか取れませんでした。いや片方は取れて嬉しいんですけど、やっぱ中長距離路線の牡馬は欲しかったのでね……実績枠の下限や総申込口数も公開されましたが、コスモアクセス21は全体3番目の人気で700口弱の申し込みがあり、実績下限も100万をゆうに超えており、人気しそうだなとの読みの通りまあ厳しい戦いでした。ウインアルテミス21は460口ほどで、こっちも実績下限は100万超える中、ざっくり50%の抽選倍率を突破出来た感じ。とにかく1頭は取れて良かったです……

これでウインでの出資してる馬3頭とも牝馬で、母優もないクラブなのに女の子まみれになっちゃいました。人の女の子とはまるでご縁がないのにね()

 

 

取り敢えず1次募集が終わり、現時点での弊軍団は9頭となりました。

出資馬一覧

今年の予算的にまだ余裕はありますが、やはり安い馬を買う理由があまりないなとエルフリーデのレースを観ていて思いました。勿論高い馬だけが走るわけではないですが、可能性の話として価格は指標になるなぁと。そもそもの価格が安いノルマンディーは別としてウインや東サラでは中価格帯から狙っていきたいなと考えています。上の世代がいるからと頭数を絞る方向になるかもしれません。今年で言えばウインの2次以降で1頭にするかノルマンで2頭ほど狙うかはまた考えます。

先週末にメルジェリーナ20の名前がドゥラチェレステに決まりました。自分が応募したものは候補に残れず、似たような発想の人に投票しましたが、そちらも残れずな結果でした。今年こそは候補へ残れるような名前を頭から捻り出したいですね。

 

さて、直近の出資馬たちですが、ウインの2頭がデビュー済みで、ウインエルフリーデのレースはゲート出たもののずるずる後退して、最後尾での入線でした。トモの力不足はずっと言われていたので結果そのものには納得というか、覚悟していたというか……順位はアレでしたが、後ろで置いていかれながらも頑張って走ろうとする真面目な性格が窺えたので、身が入ってくるのが間に合えば楽しみにしています。

シュマンドロワはしれっと新潟から中山へ目標が変わり、応援しに行きやすさは格段に上がったなって正直思いました。今月中には帰厩しそうな雰囲気です。ただ中山開催の9月中旬、休養中の愛娘ウインアイオライトに会いにコスモヴューファームへ行こうと計画しており、その遠征計画とバッティングしそうな臭いがしていて不安ですね……まぁ現地での応援は新馬戦にこだわっているわけではないので、次戦とかで行ければ満足するはず。

育成組はレッドカフラーが入厩の目処が立ち始めたので年内デビューが叶いそうで楽しみです。ルージュアマルフィはそろそろ脱北目標が出て欲しいところですね。騎乗者の評価が高いのは分かったけどいつ走れそうなのかが気になって仕方ないので……疲労でペースダウンしているドゥラチェレステはまだまだこれからなので、じっくり待つ構えです。

 

多分次回の記事は親バカ発揮の内容になりそうな予感がすごいしますね、それでは。

ウイン1次募集について

お世話になっております。

趣味を共有出来る異性の友人(婉曲表現)なんて存在に憧れる、そんなピュアボーイ、りくそうです。競馬や一口やってるの男の知り合いしかおらん。

 

さて出だしのしょうもない話はさておき、8/10 17:00までウインの1次募集先行抽選期間の申し込みを受け付けております。昨日触れようと思ってたのに札幌旅行記に筆が乗ってしまった結果、記事の分離を招き、申し込み馬についての威嚇用記事が締め切り前日という出す意味もなさそうなタイミングとなりました。

 

ウイン1次募集の先行申込は8/10 17:00まで!

www.win-rc.co.jp

 

  • 今回の方針

昨年は入会を主目的として申し込んだ形となりましたが、今年はきちんとテーマを決めて馬選びをしようと考えていました。今回のテーマはズバリ「良さげな馬」…いくら何でもふわっとし過ぎでは?

いやね違うんですよ、何も違くはないんですけど言い訳させてくださいな。今年のカタログの岡田社長の挨拶にもある通り、ウインのというかコスモヴューファームの生産方針として中長距離馬を中心にするスタイルがあります。要はクラシック路線も(出れるかどうかは別として)ダービーやオークス向きの馬が多くラインナップされやすいわけです。短距離向きの馬も何頭か出ては来ますが、よほど欲しいと思わない限り、折角ならクラブの方向性と同じ路線に乗っかろうじゃないのと。その方が楽しめるというか納得出来ると思うんですよね。番組や相手関係的にも中長距離ならワンチャンスあるかもしれませんし。

ということで、似たような路線の馬が多いので、その中でこれは良いぞと思う馬をピックアップしていく方針となるわけです。あとゴールドシップ産駒にあまり興味がないので候補絞りやすいってこともあります。(じゃあなんでウイン入ったんだ)(でもスクリーンヒーローは好き)

 

美浦畠山吉宏厩舎予定 募集価格:3,200万円(一口価格8万円)

コスモアクセス21

カタログでも馬体の迫力があり、パワーを感じさせる身体つきでした。募集馬紹介動画でもゴルシ産駒で筋肉ムキムキな馬もいましたが、この馬も元気でとても魅力的でした。厩舎もウインブライトと同じ畠山厩舎でクラブの高い期待を窺わせます。ウイン所属馬の勝ち上がり率も高めで信頼出来る先生だと思います。

キタサンブラックは初年度産駒からクラシックを賑わせていて、その第3世代となります。イクイノックス始め案外2歳から走る馬もそれなりにいて驚きでしたね。

母コスモアクセスは中央4勝、全て1200m戦での勝ち鞍です。本馬の上の兄弟も地方含め全て勝利を挙げており一定の繁殖能力の高さが見えます。ブラックタイプは非常に地味ですが堅実に勝ち星を挙げているファミリーとも言えます。

配合としては、中距離の父×短距離の母のアウトラインで、母父ロージズインメイがNorthen Dancerの逃げ道となって、更にサンデーを経由せずDevil's BagからHaloのクロスを持って軽いスピードが入っているのが良いなぁと。Danzigも入ってるのゆっくり過ぎない成長でダービー間に合ってくれたら楽しみな1頭です。

因みに8/9 18時時点では既に満口となっており抽選が確定。実績枠があるクラブなので早くも戦々恐々としています。去年実績ラインで200万くらいの数字見えてたんで180口の一般抽選枠にどれほど人が集まるのか……人気しそうだもんなぁこの仔……

 

  • ウインアルテミス21 (父:シルバーステート) 牝馬

栗東長谷川浩大厩舎予定 募集価格:2,700万円(一口価格6.75万円)

ウインアルテミス21

ウインアまでアイオライトと同じなのでよく打ち間違えそうになる1頭。(どうでもいい情報)

カタログの写真もお顔付が良く(重要)、美人さんになる前の可愛さがある感じで良いなと。コメントでの評価も顔に品があるとのことでやはり品の良さは大事、牝馬だけに。あと紹介動画では大人しくお上品に映ってたのに、タテガミを掻き合ってる馬たちのとこに自分から寄っていって蹴ろうかと悪戯しに行く姿がお転婆娘っぽくて気に入りました。

シルバーステート産駒はウォーターナビレラが桜花賞で非常に惜しい結果となりましたが、やはり良い馬が出てきますね。あと母父キングヘイローの優秀さがすごい……サンデー経由しないHalo持ちで父系もDancing Braveでそら引っ張りだこになりますわなと。

母ウインアルテミスは中央で未勝利、地方でも未勝利の馬でした。繁殖成績としては本馬の2つ上の半姉ウインアグライアが若駒S勝ちなどを挙げています。1つ上の全姉ウインレイアーはまだ2歳のデビュー前ですが、岡田社長によると1歳時の姿では本馬の方が評価が高いようです。ファミリーでは3代母KorveyaがG3勝ちで産駒にHector ProtectorやShanghai、Bosra Shamなどがいる優秀なブラックタイプが広がっています。遠い近親にあのGolden Sixtyの名前もありました。

配合としては、Robertoのクロスや母系のアメリカンなスピード血脈が多く、前目でゴリゴリ押していくタイプなのかなと見受けられます。ウォーターナビレラも前受けしてたので、似たようなレース運びをするかもしれません。気が強そうなのも被せられた時にエキサイトさえしなければ良さそうな感じもあります。中距離馬がチョイスのメインターゲットではありますが、この仔は桜花賞やマイル路線で楽しめそうだなと申し込みました。厩舎も若手調教師ですがウインの馬の勝ち上がりも良いので、期待できます。

この仔も9日の時点で残り67口で抽選行きはほぼ確実視されています。何とか残ってくんないかな……

 

今年の募集を振り返り、全体的に価格が上昇していて、物価高騰分もあるにはあるんだろうなとは思いますが、岡田社長によれば今年は自信のある馬が多く、母が重賞馬だからとかでは金額を考えず、良い出来だと思った馬には高めの値付けをすると語っており、今回はその自信の表れなのかなという感じでした。

社長の考え方に納得はしましたし、あとは今年の募集ツアーの代替企画である募集馬紹介動画も手作り感満載で面白く、動画の最後に会員がクラブライフを楽しめる様にまた色々と考えていくとのことで、言ってくれるだけでも信頼感は増すなぁと思いましたね。今後もウインがメインのクラブになりそうだなと思っています。

一口馬主DBにインタビュー記事が載ってるので是非読んでみてください。

www.umadb.com

ウインの母馬たちってほとんどが勝ち上がっていて、中には重賞馬もいますし、その仔たちもそれなりに走っているので良い馬作りが出来る環境であろうことは想像できます。ここにいずれ我が子ウインアイオライトが加わって良い仔を出してくれたらと願ってやみません。あと今回の1次募集にスクリーンヒーロー産駒が0だったのはちと残念でしたね。

果たして8/16の夕方頃にニコニコ笑っているのか、片方は取れて安堵しているのか、どっちも落ちて悲鳴を上げて凹んでいるのか、そわそわする日々が始まります。